お気づきのとおり、せっかくの休日を家で引きこもっております。
だから怒涛の更新です。
The Field Miceの素晴らしすぎるジャケットから、

ペンギンつながりで谷川俊太郎『ひとり暮らし』素敵なカバー画は米津祐介氏。
ひとり暮らし (新潮文庫)

「未来が明るくないことを知りながら、未来はバラ色であるかのような顔をして冷えた伊勢エビをつっつき、ほほえみながら祝福のことばを述べるのだから、結婚式に出るのはつらい経験に違いない。その点、葬式には未来というものがないから何も心配する必要がない。未来を思って暗い気持ちになることもない。」
「自分のこころだから分からないはずはないと思うのは誤りだ。自分のこころはもしかすると他人のこころよりも分かりにくい。ましてこころの奥にあるというたましいなんてものは、もっと分かりにくい。分からないまま日々私は生きている。我ながら大胆だ。」